或る草の音

そこにある音楽 ここに置く音楽

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

晩春 2

薄明かりの残る空に、つつじの花が色で響き合っていた。

晩春

もうだいぶむかし、グリーグの「春(過ぎた春)」が「晩春」と訳されて放送されていたことがある。訳としては正しくないのだが、その「晩春」という言葉のひびきが心に残っていて、この曲を聴くときにそのイメージが心をよぎることがある。そのイメージが、…

奏黙

自分の場合、「音楽」という言葉にそこまで思い入れがない。 このごろ、世間で言われてイメージされているとおぼしき「音楽」と自分の音楽とがどうも合わない感じがしていて、自分の「音楽」と言うのも少しつらくなってきた。 先日、「艸 奏 木 黙」という名…

自分律の音楽

何年か前から、「自分律」の音楽、という考えをあたためている。言葉は固まっていない。自由律俳句という言葉からの連想。自由律と言うのでもよかったのだが、将来的にいろいろな言葉の使い分けをしていきたいと思い、「自分律」という言葉を作って頭の中で…