或る草の音

そこにある音楽 ここに置く音楽

2022-01-01から1年間の記事一覧

生まれたものの「かさ」

*** 人が生きるところには音楽が生まれうる。言葉、声かもしれないし、舞踊かもしれないし、絵を描くようなことかもしれないけれど、どのような仕方で何のかたちをとるとしても何か生まれるし、それは音楽としても生まれうる。人がひとりいたら音楽が生まれ…

草としての音楽

*** まちの草を見るようになって20年少し経つ。音楽への関心と草への関心とはもともとまるきり別なものだったけれど、このごろ音楽と草とを取り合わせて考えることがよくある。あまり結びつけたいとも思っていなかったのだが、このごろは底で通じるものを…

アケタ式オカリナとのつきあい方/私家版

小穴の目的について考えた箇所でまちがいを書いていたので修正しました。そのほか、細かいところの説明を手直ししています。2022年4月12日 ★ オカリナで低い「ラ」の音を鳴らすときにふさぐ小穴の位置が、(いわゆる)アケタ式の位置だとふさぎにくいという…