或る草の音

そこにある音楽 ここに置く音楽

2024-01-01から1年間の記事一覧

人に住む音楽 心に棲む歌

音楽というより、この場合は楽曲と言ったほうが合っているのかもしれない。楽曲は心に棲むものだなと思う。 このところ母の具合がすぐれず、いろいろと介抱のようなことをしている。 先日、母の幼なじみの親戚の方が来られて母と話をなさっていった。直前の…

ぽつぽつ即興のおすすめ

自分はパブリックピアノ(ストリートピアノ)の場でぽつぽつと気ままにピアノを鳴らしたり、公園などでオカリナを気ままに吹いたりカリンバ類を鳴らしたりしている。それをとりあえず「ぽつぽつ即興」という言葉で呼んでいる。 ピアノの場合は文字どおり音を…

自分の音を持つ

★ 長い記事です パートごとに別な話なので、少しずつ読んでいただければと思います 状況によらずに、あるいは自分自身で状況判断をして、自分が自分で鳴らすことのできる、そういう音を持っているように。自分で持っているように。 それがとてもだいじそうだ…

自分律の音楽、音楽の自若、そして自由律の音楽

★ とても長い記事です 少しずつ読んでいただけたらと思います 以前このブログに、「自分律の音楽」という記事を書いた。日付を見るともう5年近く前になるようだ。 https://draume.hatenadiary.jp/entry/2019/04/05/005215 内容をはしょって書くと、一般的な…

道具というより「自体具」としての楽器

楽器は音楽をするための道具だとされているけれど、自分がこのごろ小物楽器を鳴らすときは、音楽かどうかはともかく音を鳴らしたくて鳴らしている気がする。それも、音を鳴らすための道具というよりそれと関わることすなわち音を鳴らすこと、という感じで。 …