或る草の音

そこにある音楽 ここに置く音楽

2023-01-01から1年間の記事一覧

ストリートピアノでさまざまな方々の独特な音楽を聴いて、考えたこと

★ とても長い記事です §ごとのまとまりを少しずつ読んでいただければと思います § はじめに 「誰でもどうぞ」と置かれているピアノを自分は「パブリックピアノ」と呼ぶようにしているけれど、「ストリートピアノ」と言うほうがやっぱり通用しやすいので、こ…

ストリートピアノの風景【2023年夏】 その5

この夏に福岡・佐賀のパブリックピアノ(ストリートピアノ、駅ピアノ、公共施設のロビーピアノなど「誰でもどうぞ」と開かれているピアノ)を訪ねて聴き弾きした私の体験記、今回がラスト。 過去記事と関連記事 街角のピアノに踊る https://draume.hatenadia…

ストリートピアノの風景【2023年夏】 その4

この夏、福岡・佐賀のいくつかの場所のパブリックピアノ(いわゆるストリートピアノ、駅ピアノ、ロビーピアノなど誰でもどうぞなピアノ)を訪ねて聴いたり弾いたりしたときの体験記、その4。 場所と日時は伏せて、いくつかの場所、いくつかのときをまとめて…

ストリートピアノの風景【2023年夏】 その3

この夏に福岡・佐賀の何か所かのパブリックピアノ(ストリートピアノ、駅ピアノ、ロビーピアノなど誰でもどうぞなピアノ)を私が訪ねて聴いて弾いたときの体験談シリーズその3。場所と日時の子細は伏せて、いくつかの場所のいくつかのときをまとめて載せて…

ストリートピアノの風景【2023年夏】 その2

私が訪ねたパブリックピアノ(ストリートピアノ、駅ピアノ、ロビーピアノなどの誰でもどうぞなピアノ)の場でのピアノ聴き弾きと起きた出来事の体験記。場所と日時の詳細は今回も省略している。 一部の内容は先だってnoteに投稿したことがある。今回新たな話…

ストリートピアノの風景 その場の音と人と出来事と【2023年夏】 その1

パブリックピアノ(いわゆるストリートピアノや駅ピアノ、ロビーのピアノなど誰でもどうぞのピアノ)が設置され公開されている場では、ピアノを弾く人、聴く人、通って行く人やその場所に居合わせる人たちのあいだでいろんなことが起きる。ピアノを弾く人も…

街角のピアノに踊る

★ いちどnoteに投稿した記事だけれど、パブリックピアノ・ストリートピアノの体験記的な記事はこちらのブログに載せようと思う。記事の日時はnoteへの投稿日時。 さっきNHK BSの『街角ピアノ』を視聴した。駅や商店街など街に置かれて誰でもどうぞと開かれた…

瀧廉太郎没後120年の命日に寄せて

瀧廉太郎は1903年の6月29日に亡くなったので、今年2023年6月29日は没後120年にあたる。 瀧の命日には毎年ゆかりの地のそれぞれで追悼行事や瀧廉太郎を偲ぶ音楽会などが開かれているようで、インターネットでその話題を見かける。今年も私の比較的近場だと大…

パブリックピアノでグリーグ抒情小曲集を弾く

追記 2023年6月15日 下の記事を掲載した後、6月10日に最後まで残っていた第7集の「家路」をロビーピアノにて演奏し、抒情小曲集全曲を完奏した。 演奏させていただいた各所のパブリックピアノを設置運営してくださっている皆様、そしてピアノに、感謝してい…

瀧廉太郎「憾」作曲から120年(2)〜最近の演奏動画から

瀧廉太郎のピアノ曲「憾」が作られてからまもなく120年。前回記事で、「憾」の最近の研究や演奏の動向について少し触れ、その中で自筆譜に基づく演奏の動画を紹介した。 前回記事:瀧廉太郎「憾」作曲から120年(1)〜最近の研究・演奏の動向をまじえて - …

瀧廉太郎「憾」作曲から120年(1)〜最近の研究・演奏の動向をまじえて

★ この記事を掲載公開した後もこまごま加筆修正しています。大きな変更をしたときはここの位置でおしらせします。 ★ 大分県立芸術文化短期大学の名称を誤って書いていましたので修正しました。申し訳ありません。2023年1月29日 瀧廉太郎のピアノ曲「憾」の自…